歯科=ストレスの高い仕事
歯科の治療は、常に上体を捻りながら屈むため、頚肩部から背腰部の組織に持続的なストレスがかかります。
その結果、慢性的な頚肩部痛や腰痛、股関節痛を訴える歯科医や衛生士、歯科助手が非常に多いと言われています。
いかにして負荷を軽減するか
少しでも身体の負担を減らすためには、身体バランスが安定するスタンスをとることです。
次に、ウェストを張り出して(ブレーシングと呼ぶ)腹腔を高めたり、アゴを引いて舌を口蓋に押し上げたりすることで、腰椎や頚椎への物理的ストレスを軽減することができます。
定着させるための仕組みづくり
長い期間かけて定着した不良姿勢や誤った身体の使い方を修正して最適化するには、日頃の意識が欠かせません。
アプリやポスター、動画を休憩室のモニターで繰り返し流すことによって、正しい姿勢や動作が脳に刷り込まれて、身体の使い型が上書きされていくのです。
最終的なゴールは、意識しなくても効率的な動き型を実践できるようになることです。