シスコシステムズ


業務執行役員 人事部長/宮川 愛

 

  1. このプログラムを導入しようと思ったきっかけやポイントを教えて下さい。

コロナにより在宅勤務による勤務が主となる中で、肩こり・腰痛などの不調の悩みについて聞くことも多く、単なる対処療法でなく、根本的な原因や仕組み、またそれを防ぐために正しい知識を社員と共有したいと思っていた。

  1. 今まで似たようなセミナーは開催されたことはありますか?

ヨガやピラティス、またトレーニングなどのオンラインでの提供はしていましたが、こういった知識、また日々の身体の動かし方について深く教えてくださるものはありませんでした。

  1. 健康経営の重要性についてご意見をお聞かせください

ウェルビーイングという言葉は、単に病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態とWHOにより定義されています。社員も日々様々な不調を人間ですから当然感じることもあり、1つの不調が他の不調に派生すること(例えば身体的な不調が、精神面に影響を及ぼすなど)も沢山あります。もちろんこれらを可能な限り良い状態(マイナスをゼロ)に持っていくことは、会社としても生産性の向上など様々なポジティブな側面はあり、とても重要なことです。ただこのマイナスをゼロにもっていくということ以上に重要なのは、社員一人ひとりが自分らしく、イキイキと全力を尽くせる状態をつくること、これが本当の意味での健康経営だと考えています。その第一歩として自分自身の今の状態を知る事、また不調になる前にそれを正しい形(姿勢)に戻す方法を知っているということはとても重要だと考えています。

  1. 今回ウェビナーを通じて参加された方々の反応は如何だったでしょうか?

皆さん“目から鱗”というのが最初の反応です。私達が普段一日数えきれないほどしている当たり前の動作、立つ、座る、かがむ、歩く、また呼吸をする、それらの正しい方法というのは学校でも、社会人になってからも誰も教えてくれるものではありません。また通常のトレーニングなどでは、効果的に負荷をかける方法としてそれらの動作のやり方を教わることはあっても日常動作として教わることはほぼないと思います。そういった意味で、皆さんたくさんメモを取られ、すっかり伊藤さんのファンになっています。

  1. 実際にセミナーを開催してきて、当初のイメージ通りだったでしょうか?イメージと異なった事もあれば教えてください。

当初のイメージ通りですが、伊藤さんの引き出しがとにかく多いので、どこまでも広がっていく感じです。

  1. 姿勢道が提供するコンテンツの面白いところはどこでしょうか?

前述の通り、一日に数えきれないほど行う「当たり前」の日常動作を、正しい姿勢、方法で行うことで不調は改善できる、というところかと思います。ちょっとしった意識、工夫でかわること、また特別なことをしなくても、本来あるべき姿に戻すことが一番私達の健康の近道であるというある種「原点回帰」の大切さを改めて実感させてくれるところかと思います。

  1. セミナーで教わった事を社内に定着させられるには、どのような方法が効果的だとお考えでしょうか?

やはり私達は教わったことをすぐ忘れてしまう、その時とても良いと思っても日々に忙殺される中で忘れていってしまうこと、人がほとんどだと思いますので、定期的にこれを思い出す仕組みをつくることが重要だと思っています。(非常に短いチャット(写真などつき)で送られる、非常に短いメールなど、)または短めのフォローアップセッションなども効果的かもしれません。

  1. もしこのセミナーをお奨めするとしたら、どのようにアドバイスされますか?

#6で記載の通り、日常の動作でいかに正しい「型」を学び、それを繰り返し行えば不調は自ずとなくなり、その誰も教えてくれなかった「型」を非常にわかりやすく教えてくれる点。また身体の不調がうつなどの精神的不調につながるなどの知識を教わり、その原因となる不調の対処だけでなく、起こさない根本的な方法を教示いただくことにより、組織としても健康経営をサステイナブルに行うことができると考えています。何より伊藤さんの知識の深さ、お話の面白さに引き込まれ、1時間のセミナーもほんの一瞬で終わってしまう印象です。ぜひ一度試していただければと思います。

 

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